2011年12月11日
菅村の由来【上菅下案内板より】

昔、弘法大師が諸国巡業のため緑川筋を上流に向かって
旅をされ険しい堂免の坂道を登り巡り着かれたのが
この土地です。
坂道を長旅のため疲れがきて喉が渇いていても付近に水は無く
弘法大師は持っていた金剛杖で地面を三回つつかれました。
不思議やそこからきれいな水がこんこんと湧き出てきました。
(道路改修のため、水の出口が変わりました)
弘法大師はその水で喉を潤し暫く休んで立ち去られた時、
置いていた菅笠を忘れて立ち去られました。
その菅笠から芽が出て繁殖したのがこの菅草と伝えられています。
そこからこの土地を菅村と名が付いたと言う伝説です。
(平成11年1月吉日)